1 九州~大阪「名門大洋フェリー」に乗船
(写真:新門司港に停泊中の名門大洋フェリーの「おおさかⅡ」)
九州へのロングツーリングからの帰路、新門司から大阪南港まで「名門大洋フェリー」の「おおさかⅡ」に乗船いたしましたので、その様子をまとめさせていただきました。
しかし、新門司港って結構広いんですね。大きなフェリーターミナルでどこに名門大洋フェリーが停泊しているのか当初良くわかりませんでした。
実は、この新門司港、今回私が乗船いたしました、名門大洋フェリーの他、泉大津へいく便と神戸に行く便を持つ「阪急フェリー」も寄港しているのであります。
私もはじめ間違えて、阪急フェリーのターミナルに行ってしまっていたのでした。
阪急フェリーの誘導員の方に、名門大洋フェリーの停泊地を教えてもらいなんとかたどり着きました。
2 乗船はQRコードで
①新門司港に停泊する「阪急フェリー」
ところで、この名門大洋フェリー、なぜ、「名門」となのでしょうか。創業家が名門の家柄なのでしょうか。
実は、現在の会社の母体企業の一つが「名門カーフェリー」の社名で名古屋と門司を結ぶ航路を開設していたことからこの名がついたのだとか。なるへそ。
さて、今回、私が取りました船室は、ツーリストという寝台であります。本当は個室が良かったのですが、お盆の時期に重なって、チケットが取れなかったのでした。
▲②名門大洋フェリーはネットで予約をするとこうした予約表が出てきます。私はプリントせずにPDFにして、そのままスマホに入れておりました。QRコードが印刷されており、そのまま、船に乗り込めるとの触れ込みであったからであります。
▲③当日、土産物を買おうと受付に行き「土産物売り場」はどこですか?と聞きますと、「名門大洋フェリーのターミナルにはお土産物屋はありません。船の中でお求めください。」とのお返事でありました。そのついでに、「乗船時はこのスマホのQRコードを見せればいいんですよね?」と受付のお姉さんに尋ねますと。「スマホの画面ですと、読み取れない場合がありますので、念のために乗船チケットを印刷します」と言って、チケットを印刷してくれました。
▲➃受付で印刷してもらった乗船チケット。QRコードの情報を読み取りましたら、日時や乗船する船舶。バイクの大きさなどが記載されておりました。
3 快適で機能的な船内で船旅を楽しむ
▲⑤船に乗り込み、荷物をパーソナルスペースに置いて、甲板に上がりますと、既に外は夕暮れ時。
▲⑥九州に最後の別れを告げます。「ありがとう!また来るよ~!九州に乾杯!」
▲⑦名門大洋フェリーファンネルも夕日に輝いています。
▲⑧乗船口からはまだ、続々とお客さんが乗り込んできます。スタッフの皆さんもそろいのアロハシャツで出迎え、船旅の気分を盛り上げてくれます。Wi-Fiの使用方法なども親切に教えてくださいましたよ。
▲⑨レストランもありますが、私は、つまみと酒を持ち込んでおります。今日は一人宴です。楽しみ。
▲⑩レストランは朝食とセットにすると安くなるみたいですね。
▲⑪船内では映画を楽しむこともできたり
▲⑫船乗りさんの制服をきて記念写真を撮るコーナーがあったりしました。
▲⑬展望風呂もあります。夜は景色が見えませんでしたが、翌朝は瀬戸内の良い景色を観ることができました。
▲⑭貴重品を預けることのできる金庫もあります。雑魚寝の船室の場合には便利ですね。iPadminiもギリギリ入れることができる大きさでした。
▲⑮有料のコインロッカーもあります。
▲⑯さて、私は船窓からの眺めが楽しめるカウンターコーナーがありますのでそちらで晩酌といきますか。既に、ビール片手にお酒を楽しんでいるカップルの方々たちもおられました。夕食時には、ここで食事をする家族などもおられましたが、比較的席数も多いので、夕食タイムが過ぎれば席が開くと思います。
▲⑰窓の外をみながらハイボールを楽しみます。氷と炭酸などは船に乗る前にコンビニで購入して、小型のクーラーバッグに入れてきています。
▲⑱いつものメニューで乾杯!
▲⑲さて、今回宿泊の部屋は、ツーリストという部屋になります。カプセルホテルのようなカーテンで仕切られた個室が対面になっているというもの。
▲⑳173㎝以上ある私でしたが、ゆっくりと寝ることができました。カーテンを閉めてしまえば、プライバシーは確保できるので、快適に寝ることができましたね。一応、耳栓も用意しておりましたが、使うことはありませんでしたし、隣の方とも一度も顔を合わせることはありませんでした。
4 エキサイティングな見どころは明石海峡大橋通過
▲㉑翌朝、展望風呂🛁でゆったり過ごした後、甲板にでました。
もう少し早ければ朝日が拝めたかな。
▲㉒遠くに明石海峡大橋が見えてまいりました
▲㉓次第に甲板に人が集まってまいります
▲㉔明石海峡大橋が大きくなってまいりました
吊り橋なので、橋の基部には大きなアンカーが設置されているのが見えます。
これが、名港トリトンのような斜張橋との違いですね
▲㉕いよいよ明石海峡大橋を通過です。
▲㉖橋の真下に入りました。
▲㉗あっという間に明石海峡大橋を通過
▲㉘パノラマ写真
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▲㉙船の航跡の向こうに見える明石海峡大橋
5 神戸から大阪は雄大な港湾パノラマが
▲㉚六甲山と神戸のコンテナターミナルが見えてきました。
▲㉛大阪港に近づくにつれ、船のスピードが落ちてきました。
大阪港の入口には、大阪港フェニックスセンターが管理する。処分場の姿が見えます。
▲㉜いよいよ大阪南港に向けて入港です。
▲㉝閉館したまま放置されている「なにわ海の時空館」のドームが見えます
▲㉞大阪港のコンテナターミナルも見えてきました
▲㉟防波堤とWTCが見えてくるといよいよ南港入港であります。
▲㊱無事南港ターミナルに到着いたしました
フェリーだと距離も稼げますし、高速代も宿泊代もかからないので、こちらの方が安く済むんですよね。次回は、九州弾丸ツアー船中2泊、「0泊1日」弾丸ツーリングでもいたしましょうか
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