1 安城出身の「石川丈山」の庭園
(写真:『丈山苑』の「枯山水庭園」を望む)
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての
武将あり文人である「石川 丈山」
三河国泉郷(現在の愛知県安城市和泉町)の
代々松平徳川家に仕える
譜代武士の家に生まれた丈山は
一途な性格で早く功を挙げようと
徳川家康の近侍となり
その忠勤ぶりに信頼を寄せられていました
大坂夏の陣に参戦した際、軍令に反して
抜け駆けの先登をしたため
家康からそれを咎められますが
これは、家康は丈山が寵臣であったため
あえて厳しく対応したためとも言われています
丈山は浪人となり妙心寺に隠棲しました丈山は後半生を京都に建てた「詩仙堂」ですごします
このほど、訪れた安城市にあります
「丈山苑」は、その「詩仙堂」のイメージを
生誕地であります安城に
再現したものなのであります
👆京都の「詩仙堂」についてはこちらをご覧くださいこのほど、訪れた安城市にあります
「丈山苑」は、その「詩仙堂」のイメージを
生誕地であります安城に
再現したものなのであります
2 コミュニティバスでアクセス
安城市はコミュニティバス
「あんくるバス」を
運行しています
1乗車100円
今回は、この「あんくるバス」で
丈山苑(じょうざんえん)へと
向かいましたが
大変本数が少ないので
事前に予定をしっかりと
たてて利用されることを
お勧めします
実は帰りは次のバスまで
2時間も間があいてしまうため
三河安城駅までかなりの距離を
歩くはめになりました😂
「じょうざんじゃないよ!」と
言ったのはいうまでもありません
ま、そのおかげもあり、次回ご紹介する
お店も、偶然開拓できた訳ですが
無料駐車場が完備されていますので
ツーリングやドライブで訪れるなら
問題ない場所となっております
丈山苑入口
美しい小径をあがってきますと
受付がございます
3 お抹茶をいただきながら庭園を堪能
入苑チケット 100円です
お庭は京都にあります「詩仙堂」を模した
枯山水庭園です
お部屋からの庭園の眺めは格別です
ホットカーペットが敷いてあり
ゆっくりとお庭を堪能することができます
正座や胡坐が苦手な方やお年寄りのために
座椅子も用意さていますよ
玉砂利を水に見立てた枯山水庭園です
モデルとなった京都「詩仙堂」の枯山水庭園
訪れた季節は夏と冬とで違いますが「成る程」
『大変よく似ています』
👆京都の「詩仙堂」についてはこちらをご覧ください
とても美しく心落ち着く風景が広がっています
そしてありがたいことにお抹茶をいただきながら
ゆったりとお庭を拝見できるところも素晴らしい!
写真は本日のお抹茶と栗ぜんざいのセット600円です
・お抹茶とお菓子:350円(ほうじ茶付き)
・栗ぜんざい単品:300円(ほうじ茶付き)
・抹茶と栗ぜんざいのセット:600円(ほうじ茶付き)
※単品と比べて50円お得です
(=栗ぜんざいが250円となります。オススメ!)
お茶は安城市内の南山園さん
お茶菓子は安城市内の両口屋さんのものです👇
秋は紅葉が綺麗ですよ🍁
4 鹿威しの音が響く日本庭園
回遊式の庭園には池があり鯉が泳いでいます
鹿威(ししおど)しの音が鳴り響く庭園です
(写真は鹿威しではありません)
庭園全景
石川丈山像
初夏は新緑が美しくなります
新緑の季節も良いですね👍
竹林
5 楼閣「嘯月楼」からの眺めも格別
美しく磨き上げられた廊下
「嘯月楼」と呼ばれる楼閣があります
「嘯月楼」は建物の3階にあたります
梯子のように急な階段を見上げたところ
足腰の悪い方やお年寄りは遠慮した方が
無難かもしれません