秀吉の出世守り本尊「三面大黒天(さんめんだいこくてん)」をお祀りする圓徳院へ
(写真:豊臣秀吉が崇めた「三面大黒天」)
豊臣秀吉の正室ねね
=北政所(きたのまんどころ)が
高台院として人生の
最期を迎えた場所が
高台寺・圓徳院
でございます
今回、清水寺から高台寺へ
散策をした際ちょうど
三面大黒天様の縁日である
3日にあたり
「これもご縁」と
お参りをさせていただきました
圓徳院に祀られております
三面大黒天様は
秀吉が生涯肌身離さず
大切にしていた仏像であります
秀吉が命運をかけて
願掛けを行ないつつ
彫らせたもので
正面の「大黒天」は財産を
左側の「毘沙門天」は戦・子宝・縁結びを
右側の「弁財天」は女性・学問・芸術を
司る神様でその3つの御利益を受け
天下人になった秀吉にも
あやかることができるというものなのでございます
👆この日歩いたコースです
ご参考まで高台寺のふもとにある圓徳院
高台寺のふもとにあります「ねねの道」
そして、圓徳院も高台寺のふもとにございます
圓徳院もねねの道に面したところにございます
三面大黒天様の縁日は3日
ちょうど3日となる、この日は
三面大黒天様の縁日でございました
三面大黒天様
「大黒天」「毘沙門天」「弁財天」
それぞれの3つの御利益を受けることが
できると言われております
縁日の日でございますので
お坊さんが太鼓をたたいて
「これからお勤めが始まりますよ~」という意味の
呼び込みをおこなっております
お経を詠まれたあと、ありがたい講話を
無料で聴くことができます
(20分くらいです)
この日はここの大黒天様を取材に来られた
「突然ですが占ってもいいですか」というテレビ番組の
取材で訪れたタレントさんやスタッフさんの話から
仕事や修行時の心の持ち方へと発展するお話でございました
「夢」を叶える願懸けの手順
秀吉は夢が叶う毎に
瓢箪を集め千成瓢箪とした史実にちなんで
願懸けは瓢箪の形をしたお札に願い文を
書いて行います
歌仙堂
こちらに、机・筆が用意されておりますので
ひょうたんの形の紙に願い事を記載します
願い文を、瓢箪の形をした手水鉢の水に浮かべます
するとお札は瓢箪に抱きとられるように溶けて沈み
「三面大黒天」の字だけが水面に漂います
願いが叶うようお祈りいたしましょう
三面大黒天様の御分身と御札もいただくことができます
数珠玉の授与場所は少し南にあります
妻の人は数珠玉も賜りたいと思って求めますと
南側10メートル程いった授与所でないと扱っていないとのことでした
美しいお庭がある場所です