江戸時代から現存する建物が残された宿場町




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次に訪れましたのは
「馬籠宿」から峠を越え
長野県側に入ったとこにあります「妻籠宿」
馬籠宿同様、旧街道中山道の宿場町でございます

「馬籠宿」は火災のため
多くの建物が焼けてしまい
現存するものは
立て直したものだそうですが
妻籠宿のものは
江戸時代から続く
建物も多く残されております

昭和に入り日本で初めて
古い宿場の保存を
行った場所としても
知られています









駐車場も整備されています


峠を越え、「妻籠地区」へ入りますと
大きな駐車場が3つほど整備されております
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駐車代金バイク200円 乗用車500円です




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メイン道路の県道7号から
案内看板に従って旧街道へと向かいます



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重要伝統的建物群保存地区に指定されています

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古い街道の風情の残る重要建物群の保存地区


古い街道の風情の残る重要建物群の保存地区ともなっています
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江戸時代からの建物の残っている地域であります



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早朝の時間に参上いたしますと
人けもなく気兼ねなく写真が撮れます


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味のある古い暖簾のお菓子屋さん
こちらも馬籠と同じく旅人を迎える
ホスピタリティを感じられます

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一番の見どころは「脇本陣」~南木曽町博物館~


ここ、妻籠宿を紹介する南木曽町博物館は、昭和42年9月9日に開館した脇本陣奥谷(林家住宅・国重要文化財指定)と、江戸時代後期の間取図をもとに復元された本陣、資料館の3館によって構成される博物館があります。  大名が参勤交代の際宿泊した、本陣、脇本陣、資料館がセットで公開されています
三館共通券700円を納め、脇本陣からご覧になるのが吉であります。


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立派な本陣は立て直されたものですが


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脇本陣(林家)は昔の姿を残し、現存している建物であり
一番の見どころと言ってよいでしょう
スタッフの皆さんが丁寧に説明をしてくださいます

毎日、囲炉裏で火を焚いており、長年その煙に燻され、磨かれ
黒光りする柱なども見ものです

ここ、林家住宅は妻籠宿で、代々、脇本陣・問屋を勤めてきた家であり
また、文豪島崎藤村のアノ「初恋」の相手「ゆふ」さんの嫁ぎ先でもあります



そのため、林家の方に頼まれて、藤村がしたためた自筆の書も展示されております
若菜集一説より引用されており「林君の求めにより旧詩」と書かれております


内部は一切写真が撮れませんので
これらは現地に行かれた人のみ観ることができます


島崎藤村は隣の宿場「馬籠宿」の生まれで、馬籠には記念館もあります


島崎藤村
「初恋(はつこひ)」

まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり

やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり

わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな

林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ








木曽路名物「五平餅」


すこし小腹が空いたのでお蕎麦屋さんの「しんや」さんで「木曽路名物」の『五平餅』をいただくことといたしました

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「しんや」さんの暖簾


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昔ながらの味のある店内です

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小判型が多い五平餅ですが
ここのは2つのお団子型
妻籠本来の形とのこと
「しんや」の五平餅は
地場産の山グルミを割って
作る「たれ」が使われてます


信州そばもいただくことができますよ


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こころ落ち着く良いところでありました








👆峠を挟んで反対側にありますので、一緒に訪問されるのも乙かと存じます


👆すぐ近くにはこんな場所もありますよ





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