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(写真:「第3砲台跡」の弾薬庫)

第二次世界大戦時、紀淡海峡の守りの要となった旧日本軍の要塞「友ヶ島」
今でも当時建設された砲台や防備施設の数々の遺構が残されています。

現在では、瀬戸内海国立公園に指定されており
キャンプ場などの施設も整えられた観光地となっております。
豊かな自然とかつての要塞の遺構が相まってとても不思議な雰囲気を醸し出しています。
本日は、加太の港から、船でこの「友ヶ島」へと向かいました。


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加太駅から、雰囲気のある漁師町である「加太」を散策しながら
港へと向かいます。


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港に停泊する友ヶ島への観光船


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観光船の乗船券売り場
友ヶ島までは往復2,200円です。

友ヶ島汽船㈱ホームページ


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島内にはキャンプ場があるのですが、
あいにくコロナ対策のため当面禁止とのこと。

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島の周囲は、釣りの好ポイントらしく、たくさんの遊漁船が出ていました。


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友ヶ島の桟橋に到着
先ほどまでの雨も止んでくれました。

桟橋から美しい海をのぞき込むと、良型のメバルがウヨウヨ泳いでいます。
コンパクトロッドとソルトワームを持っていたので「うわ!釣りて~」と
思ったのですが、この「桟橋は釣り禁止」となっております。

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港では、リスがお出迎えをしてくれました。
観光船の事務所のおじさんに餌付けされていました。
野生動物もたくさん生息しているとのこと。


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まずは海沿いを歩きながら第5砲台跡へと向かいます

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第5砲台はすこし高い山の斜面にあります

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第5砲台の弾薬庫
ここから階段を上って大砲まで弾薬を運び込むとのこと


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上からみた第5砲台。ここに大砲が設置されていました。

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目の前には紀淡海峡が広がります。
対岸の淡路島と合わせて紀淡海峡の防備を担っていました。

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海沿いにある「第2砲台跡」


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海岸と砲台とのコラボが人気の場所なのだとか


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友ヶ島灯台へ向かいます


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友ヶ島灯台

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明治5年にできた灯台で現在も稼働しています。

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灯台守の家

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灯台下にある子午線広場。日本標準時の子午線が通過しているポイントです。



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灯台下にも弾薬庫の遺構があります。


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トトロの道
島では、美しい自然もたくさん見ることができます。

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島の防備は、ほぼ陸軍の施設が担っていましたが
海軍の施設もあります。

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ここ、旧海軍調音所は、紀淡海峡を通過して大阪湾に侵入してくる
敵の潜水艦を索敵し、機雷で迎撃するために造られました。


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旧海軍聴音所

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当時は壁に迷彩が施されていたのだとか


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これは、観光ガイドアプリ「和歌山市観光」の画面ですが、画像と音声で
施設を紹介してくれます。

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こうした、ビーコンが島内の各施設に設置されており
アプリでは位置情報をビーコンやGPS等で把握して
当該施設を説明してくれる仕組みとなっていました。

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第3砲台跡

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大規模な施設で、要塞感満載です。


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私は小型のヘッドランプを常備しているのですが、
これが大変役に立ちました。


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こうした、双眼鏡もあると、砲台などからの眺めを観る楽しみが倍増するかと思います。


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第3砲台跡は、さまざまなマスコミや旅行雑誌などで取り上げられております。
有名なだけに、たくさんの見どころ、写真ポイントがありました。



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港へと戻って参りました
「結構歩いたな~💦」

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野生の鹿も姿を見せてくれました。

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帰りの船の時間まで、港で島内観光の疲れを癒します。

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帰りの船に乗り込みます

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行きの船では雨でしたが、天気も良くなってきました。
さ、和歌山市は加太の港へと帰りましょう。

『あ~楽しかった!』