
(写真:世界遺産「富岡製糸場」)
旅もいよいよ終盤です。
仙台からは、常磐自動車道を南下。
途中には福島第1原発もあり、一定間隔で道路脇に設置された線量計の数値が同原発に近づくにつれあがっていく様に、震災による深刻な原発への被害の現状を実感いたしました。
夕方には宇都宮市の南に位置する栃木県河内郡上三川町のビジネスホテルに到着。
一夜明け、越後・東北ツーリング6日目最終日の朝は栃木県で迎えました。
せっかくここまで来たので、帰りの道中にあります日本近代化の礎となった「世界遺産・富岡製糸工場」に立ち寄ることといたしました。

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富岡の街に到着
「富岡製糸場」は、ここ群馬県富岡に設立された日本初の本格的な器械製糸の工場であります。
日本の近代化だけでなく、絹産業の技術革新・交流などにも大きく貢献した工場であり、まさに、日本の近代化の礎となった工場で、敷地全体が国の史跡に、初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定されております。

綺麗に整備されたバイクの駐輪場。
GW中で、車の駐車場が満車で入庫待ちが出ている中、スムースにバイクを停めることができました。
ツーリング先としてもオススメです。

ツーリング先でバイクを停めると結構困るのが、嵩張るウエアやヘルメットの置き場ですが
なんと、駐輪場には無料のロッカー(100円リターン式)がありました。

ヘルメットとジャケットを入れても余裕の大きさであります。

製糸場までの街並みも綺麗に整備されております。

当日はGWまっただなかで、大勢の観光客の皆さんが訪れておられました。

見学料は1000円です。

パンフレットと入館チケット
JAFの会員は900円で入館できます。

歴史を感じる「東置繭所」

「明治五年」の文字が掲げられており、その歴史を物語ります。

まずは、東置繭所の中で、工場の概要を勉強します。

この日は、昔ながらの方法で、カイコの繭から、絹糸を取る実演・体験が行われていました。

フォトジェニックな東置繭所の2階部分。美しい梁ですよね。
繭の保管場所らしく涼しかったです。


ブリュナエンジン(復元機)が元気に鼓動を刻んでいました。
機械好きにとってもたまらない展示であります。


次は繰糸工場へ


たくさんの自動繰糸機。繭から糸を一本一本引き上げる仕組みになっています。



女工さんたちの寮

まだまだ、桜を楽しめる季節でありました。



たくさんの女工さんが働いていたので、診療所もあります。

ここも女工さんたちの寮です。
ここの多くの建物は、こうしたベランダのある風通りの良い、コロニアル様式が採用されています。

女工館の天井も菱組の天井になっています。 お洒落な建築だなぁと思います。

あ~堪能いたしました。
富岡製糸場。お勧めのスポットであります!
街の散策も楽しかったですよ~♪
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「富岡製糸場」は、ここ群馬県富岡に設立された日本初の本格的な器械製糸の工場であります。
日本の近代化だけでなく、絹産業の技術革新・交流などにも大きく貢献した工場であり、まさに、日本の近代化の礎となった工場で、敷地全体が国の史跡に、初期の建造物群が国宝および重要文化財に指定されております。
また「富岡製糸場と絹産業遺産群」ユネスコの「世界遺産」にも登録されております。
こうした、ユネスコの世界遺産に登録されている場所は、対象施設自体の見せ方だけでなく、周辺の街並みの整備や駐車場の整備などのハード面だけでなく、ボランティアガイドなどのソフト面もしっかりと整備されているところが多く、ここも例外ではありませんでした。
こうした、ユネスコの世界遺産に登録されている場所は、対象施設自体の見せ方だけでなく、周辺の街並みの整備や駐車場の整備などのハード面だけでなく、ボランティアガイドなどのソフト面もしっかりと整備されているところが多く、ここも例外ではありませんでした。
なんと大きなバイクの駐輪場も整備されておりましたよ。
ですので、ツーリングで訪れる方にもオススメなのであります。
ですので、ツーリングで訪れる方にもオススメなのであります。

綺麗に整備されたバイクの駐輪場。
GW中で、車の駐車場が満車で入庫待ちが出ている中、スムースにバイクを停めることができました。
ツーリング先としてもオススメです。

ツーリング先でバイクを停めると結構困るのが、嵩張るウエアやヘルメットの置き場ですが
なんと、駐輪場には無料のロッカー(100円リターン式)がありました。

ヘルメットとジャケットを入れても余裕の大きさであります。

製糸場までの街並みも綺麗に整備されております。

当日はGWまっただなかで、大勢の観光客の皆さんが訪れておられました。

見学料は1000円です。

パンフレットと入館チケット
JAFの会員は900円で入館できます。

歴史を感じる「東置繭所」

「明治五年」の文字が掲げられており、その歴史を物語ります。
創業当初に建てられた富岡製糸場の建造物は、横須賀製鉄所建設に携わったフランス人のオーギュスト・バスティアンが図面を引き、日本人の大工や職人によって建てられました。
これらの主要な建物は、木の骨組みに、煉瓦で壁を積み上げて造る「木骨煉瓦造」という西洋の建築方法で建てられましたが、屋根は日本瓦で葺くなど、日本と西洋の技術を見事に融合させた「和洋折衷」の建物です。「木骨煉瓦造」は、最初は横須賀製鉄所で導入された建築工法で横須賀から富岡製糸場に伝わりました。

まずは、東置繭所の中で、工場の概要を勉強します。

この日は、昔ながらの方法で、カイコの繭から、絹糸を取る実演・体験が行われていました。

フォトジェニックな東置繭所の2階部分。美しい梁ですよね。
繭の保管場所らしく涼しかったです。


ブリュナエンジン(復元機)が元気に鼓動を刻んでいました。
機械好きにとってもたまらない展示であります。


次は繰糸工場へ

富岡製糸場は、明治5年に明治政府が日本の近代化のために設立した模範器械製糸場であります。
維新後、政府は日本を外国と対等な立場とするため、殖産興業政策をとります。
必死に、国内の産業や科学技術の近代化を進めたのです。
そのための資金を集める方法として力を入れたのが、「生糸の輸出」だったのであります。
政府は生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するため、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場をつくることを決めました。
それが、ここ、富岡製糸場で現在までほぼ変わらぬ姿で保存されているのであります。
必死に、国内の産業や科学技術の近代化を進めたのです。
そのための資金を集める方法として力を入れたのが、「生糸の輸出」だったのであります。
政府は生糸の品質改善・生産向上と、技術指導者を育成するため、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場をつくることを決めました。
それが、ここ、富岡製糸場で現在までほぼ変わらぬ姿で保存されているのであります。

たくさんの自動繰糸機。繭から糸を一本一本引き上げる仕組みになっています。



女工さんたちの寮

まだまだ、桜を楽しめる季節でありました。


重要文化財の首長館
指導者として雇われたフランス人 ポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居です。
コロニアル様式で、床が高く、建物の四方にベランダが回り、窓にはよろい戸を付けた風通しの良い作りとなっています。
ブリュナが去った後は工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用されたということです。
コロニアル様式で、床が高く、建物の四方にベランダが回り、窓にはよろい戸を付けた風通しの良い作りとなっています。
ブリュナが去った後は工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用されたということです。

たくさんの女工さんが働いていたので、診療所もあります。

ここも女工さんたちの寮です。
ここの多くの建物は、こうしたベランダのある風通りの良い、コロニアル様式が採用されています。

女工館の天井も菱組の天井になっています。 お洒落な建築だなぁと思います。

あ~堪能いたしました。
富岡製糸場。お勧めのスポットであります!
街の散策も楽しかったですよ~♪
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