昨日、椅子から立ち上がる際、突然の「ぎっくり腰」に襲われました。
なにか役立つかもしれませんので自分の覚えで記録させていただきます。

腰を曲げながらフラフラと、近所のいきつけの接骨院へ看てもらいに行ってまいりました。
ここの先生は、なかなかすごい方で「どこが痛い」ということを
聞くまでせずとも、すべて触診で筋肉の緊張具合や骨のズレなどを看て
診断をしてくれるのです。毎回「スゴイなぁ」と感じている次第。

今回は「仙腸関節炎」による、
急性の関節炎「ぎっくり腰」である旨診断してくれ、丁寧に、骨の写真を使って、説明をしてくださいました。
その後、骨盤のズレを修正するため、足を押したり引いたり、腰を圧迫したりするなどして、その日のうちに、なんとかまっすぐ立って歩けるようにしてくれました。
これも、また「スゴイ」ですよね。

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さて、治療後、今回の「ぎっくり腰」の原因となりました
「仙腸関節炎」の説明を受けました。
人間の骨盤は上のイラストのとおり、仙骨・腸骨・恥骨・坐骨の骨で成り立っており
今回は、人間の内臓を受ける形の大きな骨「腸骨」と
背骨の一番下の部分にあり、背骨全体の重さを受け止める骨「仙骨」との間接が炎症を起こしていることによる痛みとのことでした。
(今は、著作権フリーの画像がたくさんあってありがたいです。)



昔の教科書では、ここの間接が動くということは知られてなかったとのことです。
最近の研究により、ここの稼働は重要な役割があるのだということがわかってきたのだとか。
もちろん、ここが柔軟に動いたら、背骨は安定しません。
あくまでも「半関節」と言って、わずかにしか可動しないのだとか。
しかし、ここ「仙腸関節」の可動性はとても重要で、その周りで体重を支える筋肉組織、腱組織が痛まないよう、稼働してショックアブソーバーの役割を果たしているのだそう。

いまは、無理に動かしたらいけない状況なのですが、治りましたら、少しづつストストレッチなどでずっとほったらかしにしていた周囲のコリの解放や、インナーマッスルトレーニングをしないといけないなぁと思いますです。



今回の件でもう1つ驚いたことがありました。
NCさんの着座姿勢が大変理にかなっているということです。
帰りにNCさんに乗って帰ってきたのですがうまく腕と臀部の方に体重が分散される姿勢ですごく腰に楽なのです。NCさんに乗っている間は全く腰が痛くないことにも驚きましたね〜
さすがは長距離を乗るために考えられたツアラーバイクなんだなぁと感心いたしました次第。
腰痛持ち。特に仙腸骨痛持ちの方にはオススメのバイクです(笑)