(写真:NHKの朝ドラ「マッサン」で一躍有名となったニッカウヰスキー余市蒸留所)
北海道ツーリング5日目、神威(カムイ)岬を望む無料のキャンプ場「野塚野営場」で朝を迎えました。
▲③本当に綺麗な景色の野営場で、無料とは思えません。今日ももう一泊する予定。
神威岬もそうでしたが、この辺りは、海辺の断崖絶壁が織りなす景色がなかなか素晴らしく、様々な形の岩が海に突き出しています。
▲④犬が遠吠えをするような姿の岩(岬の先端の岩)「セタ・カムイ(犬の神様)」
嵐で帰らぬ人となった漁師の飼い主を待ち続ける犬が岩になったといわれる犬の神様です。
▲⑤ほかにも、海沿いには様々な奇石・怪石がみられる場所なのであります。
▲⑥あちこちに密漁禁止の看板が設置されています。ってことは。。。昨日、頂いたあの美味しい食材がここで育っているんですね~ジュルッ!
さて、本日は、ちょうど北海道へ家族旅行に来ている、サンポスキー氏と合流して、NHKの朝ドラ「マッサン」の放映以来、たくさんの来訪者が訪れるようになったというニッカウヰスキー余市蒸留所を目指します。氏の家族は、蒸留所には興味を示さなかったとのことで札幌にて遊んでいるとのことでありました。
本日は、お酒が入るので、NCさんにはお留守番願って、余市の町へ。
ここ余市は宇宙飛行士の毛利衛さんの故郷でもあり、道の駅「スペースアップルよいち」も宇宙をテーマにしています。
国道229号沿いにあり、ニッカウヰスキーの蒸留所の隣に位置します。
余市宇宙記念館「スペース童夢」や農産品直売所などが併設されています。
ショップでは地元水産加工品、農産品だけでなく、「宇宙食」なども購入することができるようになっていましたよ。
▲⑧宇宙記念館では郷土出身の日本人初の科学者宇宙飛行士「毛利衛」さんの業績が紹介されています。
さて、10時から見学を予約しておいた、「ニッカウヰスキー余市蒸留所」へと向かいましょう。とは言っても、道の駅のすぐ隣にあるのです。(見学、試飲は予約が必要ですので、事前に予約をしてくださいね。)
正門で、予約したことを告げ、中でしばし待つことに。
「日本のウイスキーの父」と呼ばれるニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝「マッサン」がウイスキーづくりの理想郷として、たどり着いたこの土地「余市」に建設された蒸留所なのであります。ヨーロッパのお城のようなたたずまいですね。
▲⑫19世紀英国人ウイスキーブレンドの名人「W・P・ローリー卿」をモチーフとした「キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンドの王様)」
▲⑬「マッサン」を支えた「リタ」の家「リタハウス」研究所として使われていましたが、現在は耐震性などの課題があるため、解放はされていません。
▲⑮ウイスキーの蒸留を行う巨大なポット・スチル。手前の小さなものは「マッサン」の時代から受け継がれているものだとか。
さて、ここからは、電車で足を延ばして、小樽運河でも見に行こうということになりました。
私「Suica使えないんだね~北海道って、ICカードないの?ダベサとか」
サ「ダベサww、怒られますよ!カードの「カ」はどこへ行ったんです?!あのね、「キタカ」ってのがあるんだけど、この辺はまだ使えないみたいなんですよ~。」
私「そうなんだ~」
余市から小樽まではJRで360円。3駅で25分程度の距離です。ここ小樽の街は小樽港と共に、、北海道開拓の玄関口として発展してきた街です。
当時は、大きな船を沖に泊め、艀(はしけ)荷役が行われていましたが、取り扱う荷量が多くなり、運搬作業を効率的に行う必要が出てきました。艀(はしけ)が接岸できる距離を長くするために、海面を埋め立てることによってできたのが「小樽運河」です。
今日では、ノスタルジックな運河沿いの倉庫がそのまま活用されてレストランやショッピングモールに生まれ変わっています。
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